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【本日の研究】 『エンプティー・チェア』

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本日の研材、

『エンプティー・チェア』   
      ジェフリー・ディーヴァー







生活のリズムが変わり、研究をUPする時間もままならなくなってしまいました・・・。
今現在読み終わっていて未発表のものは8冊。このままでは、今年も「年末にまとめて発表」という事態は避けられない。少しでも発表できるものはしていかないと。

「リンカーン・ライム」シリーズの第3弾である本作。前2作がウチでは高評価であったので、期待大!

2人の女性が誘拐された。容疑者は16歳の少年ギャレット・ハンロン。拉致現場に居合わせた青年を殺して逃走したとみられる。通常「婦女誘拐の場合、発生から24時間が勝負」だ。「それを過ぎると、誘拐犯の目に被害者は物として映るようになり、殺すことに抵抗を感じなくなる」。事件発生からすでに4時間が経過している。少年が逃げ込んだのは広大な森の中の湿地帯。タイムリミットが刻々と迫る。
以上、Amazonのあらすじより。

今回の舞台は、四肢麻痺であるライムが脊髄再生手術のため、サックスとトムと訪れたノースカロライナ州、パケノーク郡。
突然、捜査協力を求められたライムだが、土地勘も無く、機材も充分でない場所で捜査は難航する。何せ相手は、この土地の全てを熟知した”昆虫少年”なのだから。

さらに悪い事に、サックスが”昆虫少年”と行動を共にすることがライムを苦しめる事になる。
そして、その愛するサックスに悪夢が訪れる・・・。


今回、ボクにはちょっとサックスの行動に納得いかない部分があり、展開としてもラストに引っかかる点が・・・。

そういった点ではウチとしては減点対象ではありますが、物語としては悪くなく、いつもどおり熱中して読めました。そこがウチでは肝の部分なので、相変わらず基本点は高いです。合格点ゲット!

『石の猿』『魔術師』、そして先日助手が買って読んでいる『12番目のカード』と、続編もラボにはあるので、今後も1年に1作ずつ楽しんでいきます、はい。

当ラボの研究結果は、ロビタ2号のラボの<novel - '06>の方にUPしておきます。

by robita00 | 2006-11-23 17:16 | ┗ novel - '06