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【本日の研究】 『ラスト・チャイルド』 ジョン・ハート

<novel - '11>

7月半ばでやっと4冊読了・・・『愛おしい骨』は前回発表しましたが、それ以外に『アリアドネの弾丸』と『SOSの猿』の発表も出来ずじまいで・・・そして今回も、しない。今回は直近で読み終えたものをやらないと忘れてしまいそうなので。


というわけで、本日の研材、


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       『ラスト・チャイルド』  ジョン・ハート 著




十三歳の少年ジョニーは、犯罪歴のある近隣の住人たちを日々監視していた。彼は、一年前に誘拐された双子の妹アリッサの行方を探しているのだ。美しい少女だった妹は何者かに連れ去られたが、警察はいまだ何の手がかりすら発見できずにいた。ジョニーの父親も、娘が誘拐されてまもなく謎の失踪を遂げ、母親は薬物におぼれるようになった。少年の家族は完全に崩壊したのだ。ジョニーは学校を頻繁にさぼり、昼夜を問わない危険な調査にのめり込んでいく。
ただひたすら、妹の無事と家族の再生を願って……。



≪親子の絆≫という主題にこだわり続けているというジョン・ハートの最新作にして、「早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品」と言う肩書き付きの作品。

今年最初に読んだ前述の『愛おしい骨』が素晴らしく、また昨年の海外部門は激戦だったということで「他も同じくらい良いのでは!?」という期待もあり、昨年の上位の中から自分好みの作品を、と思ったのがコレでした。

主人公の少年も、それを担当する刑事も、憑りつかれたかのように1年前の事件から離れられなくなってしまっている。少年の家族も刑事の家庭も、この事件を通して崩壊してしまっている。お互いその崩壊しきった家庭を救うために奔走する。

そして、事件の視点はそれぞれによって異なり、それが次の事件を呼び寄せていく・・・。

基本的に謎解きは2の次っていう人らしく、それでもその部分も楽しめはしましたが、やっぱり肝は「家族をめぐる物語」っていう点に尽きるでしょう。


当ラボの評価は★★

合格点なんですが、それでも若干点数が低めなのは、やっぱり読むのに時間がかかって(結局2ヶ月くらい読んでた)しまってというのが大きな要因であり、ちょっとそうなると正確な評価が・・・かわいそうな事をしました。

今読んでる『カラスの親指』も実は既に1週間かばんに入りっぱなしですが・・・とにかく昼の時間を読書タイムに戻すようにする!つい「だら~っ」とツイッター見るのやめなきゃ・・・



今回の研究結果は、ロビタ2号のラボの<novel - '11>の方にUPしておきます。



それじゃあ、見に来てくれた方どうもありがとう!

o ̄_ ̄o)人 なますて~

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by robita00 | 2011-07-29 11:38 | ┗ novel - '11 | Comments(0)

【本日の研究】 『愛おしい骨』 キャロル・オコンネル

<novel - '11>

今年も早半年が経とうとしている時に、読んだ本3冊、発表0はあまりにも・・・
発表はまぁ今ま通りっちゃそんなカンジですが、読んだのが3冊なのはここ数年ないペースだなぁ。それもこれも唯一の読書タイムである昼飯時間にツイッターのチェックなんかしてるからだと理由は明確。

まぁそのうち通常運転に戻るとは思うので。そしたらがんがん読もう。読むの遅いけど。



本日の研材、


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       『愛おしい骨』  キャロル・オコンネル 著




十七歳の兄と十五歳の弟。ふたりは森へ行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、時が止まったかのように保たれた家。誰かが玄関先に、死んだ弟の骨をひとつずつ置いてゆく。何が起きているのか。次第に明らかになる、町の人々の秘められた顔。迫力のストーリーテリングと卓越した人物造形。『クリスマスに少女は還る』の著者渾身の大作。


 ※ちなみにウチでは、ネタバレとか全然気にせずに進めてるので、ご注意を

『クリスマスに少女は環る』が【読みたい本帖】に記されているので、名前はなんか憶えてました、オコンネル。本来≪キャシー・マロリー・シリーズ≫でお馴染みらしいのですが、この作品や先の作品などのノンシリーズ物も人気のようで。
ちなみに今作は、『このミステリーがすごい 2011年版』の海外部門1位でした。

この作品の舞台はカルフォルニア。半径30km圏内に携帯電話の中継塔もなく、「カタツムリに翼があったなら」という表現で語られるほどゆったりと時間の流れる町、コヴェントリーでこの物語は展開していきます。

少年時代、兄弟で入った森から1人で帰ってきた兄は、その後町を離れ、陸軍の優秀な犯罪捜査官となるが、その職を辞して町に戻ってくる。そして、それと前後して弟も戻ってくる。骨になって、一つずつ。
そして、彼らの中で止まっていた時計が動き始める、と。

森の奥にある鳥類学者の住む塔、年に一度開かれるその塔での誕生祝賀舞踏会、スケッチブックに描かれた奇怪なスケッチ、怪物と称される司書の棲む町唯一の図書館、夜な夜な町の人々が集う降霊会、同僚警官の裏切りで足が不自由になった森に住む男、始まりそうで始まる事のなかった小さなロマンス、そして、ホッブス家で1番のミステリーである家政婦ハンナ。
様々な要素、様々な人物がそれぞれ魅力的であり、それぞれのシーンがはっきりと頭の中で映像化される。これなら映画化して欲しい気もする、そんな作品でした。

ただ、かなり好き嫌い分かれるようで。引っ掛かるとこに引っ掛かっちゃうともうだめ、っていう理由が多いようで、そういうのってよく分かる。ただボクはこれにはそれをさほど感じず、それ以上のプラスポイントでカバーしてあまりある印象です。まぁ好き嫌いは人それぞれだから、もちろん色々あると思いますが。

当ラボの評価は★★★★

海外物では初めてかな?本が最後に近づくに連れて「読み終わっちゃうの、淋しいな・・・」と思える作品でした。


今回の研究結果は、ロビタ2号のラボの<novel - '11>の方にUPしておきます。



それじゃあ、見に来てくれた方どうもありがとう!

o ̄_ ̄o)人 なますて~

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by robita00 | 2011-06-10 14:59 | ┗ novel - '11 | Comments(0)

<novel - '11>

ここでは<novel - '11>の研究を発表しています。
また、みなさんのオススメがありましたら、是非ご一報下さい!

注) これはウチのラボで研究したのが今年ということであり、作品自体の発表が今年のものということではありません。

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 1. ★★★★ 愛おしい骨 / キャロル・オコンネル
 2. ★★☆   アリアドネの弾丸 / 海堂 尊
 3. ★★☆   カラスの親指 / 道尾 秀介
 4. ★★   ラスト・チャイルド / ジョン・ハート
 5. ★★   SOSの猿 / 伊坂 幸太郎



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by robita00 | 2011-01-01 02:00 | ┗ novel - '11 | Comments(0)