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ロビタ3号の研究日誌 【北京ヴァイオリン】

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自分の好みであろうと確信して借りてきた2本。
前回に引き続いて、今日はその2本目。
今年7つ目の研究作品。

・ 【北京ヴァイオリン】 '02中、チェン・カイコー監督。


中国北部の田舎で暮らす父・リウとその息子・チュン。亡き母が残していったヴァイオリンを手に、コンクールに参加するため大都会、北京へ。リウはそこで出会った音楽教師チアンに個人授業をお願いし、チュンは同じく北京で出会ったリリに思いを寄せていく。
そしてリウはチュンをヴァイオリンで成功させる為に、有名なユイ教授の元を訪れる。チュンは同じくユイ教授の元で指導を受けるリンと、国際コンクールへの出場権を争うことに。

貧しい暮しの中でチュンの才能を信じてやまない父リウは、お金を稼いでチュンを成功に導いてくれそうな先生にレッスンを頼むんですが、チュンは成功なんてものは目指していない為にすれ違いが生じてしまいます。
まぁ大体親子ってこんなカンジなんでしょうが、とにかくリウは息子の成功だけを祈り身を尽くす、その姿には心打たれます。

ストーリー展開はまぁ言ってしまえばベタかもしれませんが、リウとチュンの親子のいいカンジの素朴さでカバーしてます。
色使いも、普通赤ってアクセント的な使い方が多いかと思うんですけど、彼の国のカラーだって言うわけでもないでしょうがふんだんに使ってますね。それでも重く、うるさく感じない程、美しく撮られておりますです。

チュンは母がいないので、リリには母親への慕情も重ねている部分もあるんでしょうね。
でもチュン君、それ君の大事な母親の形見なんじゃなかったんかいっ!って、ツッコんじゃいました。素朴なのにやること大胆。
そしてラストのチュンの演奏シーンは、ボクはすごく好きだし、感動しました。
先日見た『戦場のピアニスト』の演奏シーンよりも好き。

ウチの研究助手は、リリが用意したバースデイケーキがいいアイデアだと申しておりました。うん、確かに。
そしてリリさん、ヴァオリニストにテレサ・テンをリクエストするとはシブイ。あちらでも有名なんですね。…当たり前か。

それにしてもお父さん、大事な情報は常に便所で仕入れてますな。
と、最後にツッコんでおいて、と。

ウチとしては、まずまずの評価でした。
うん、そうですね、好きな部類の作品だと思います。


当ラボの研究結果は、ロビタ3号のラボの<cinema>の方にUPしておきます。
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by robita00 | 2004-08-31 22:00 | ┗ cinema - '04 | Comments(0)