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【本日の研究】 『弁護士は奇策で勝負する』

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本日の研材、

『弁護士は奇策で勝負する』   
      デイヴィッド・ローゼンフェルト







またまた忘れないうちに新しく読み終えたものを。
デイヴィッド・ローゼンフェルトのデビュー作で、2003アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞の最終候補作になった作品です。


父の頼みで死刑囚の冤罪事件に挑む弁護士アンディ。その矢先に父が急死、巨額の預金が発見された。父の過去に何が?二つの難事件を抱えた彼を襲う陥穽、脅迫、銃弾!だがアンディはくじけない。クセ者ぞろいのチームを率い、裁判も巨悪もひっくり返す秘策を探せ!


まぁ題名にあるような「奇策」らしい奇策というのは、最初の方の別の裁判で出てくるくらいなんですが、だからダメだった、ということもなかったです。
何しろ語り口調が面白い、というか、好き。すいすい読めましたし、結構入り込めました。
そして、主人公のキャラがいいなぁ。このテの主人公が好きなんですよね~。

そんなに法廷ものを読んでるわけじゃないんですけど、自分の中では法廷モノって「外れ」が少ない。昔から法廷モノってありますけど、それでもまだまだ出てくるっていうのは、やっぱり実際の「法廷」という場所には物語を超えるようなドラマがあるからなんでしょうね~。

とにかく、当ラボでは合格点を獲得。楽しく読めました。
そして、なんと嬉しい事にこの作品、シリーズ化されているようで、解説によると最低でも2作は続編が読めるらしい。よし、追っていくぞ!って、まぁいつもどおり中古で見かけたら、だけど。


当ラボの研究結果は、ロビタ2号のラボの<novel - '06>の方にUPしておきます。

by robita00 | 2006-08-19 21:22 | ┗ novel - '06