本日の研究 【天国への階段】

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<novel>

本日の研材。

『天国への階段』 白川 道 著。


なかなか評価も高く、TV化される作品も多い著者による、2001年発表の作品。
これも映像化されたかと記憶しております。ちょっと定かではありませんが。

故郷の北海道を捨て会社社長にまで登りつめた男<柏木>と、ある事件により強行班から外れることを願い出たが、その時の犯人が殺されたことでまた第一線に戻ることを決意した刑事<桑田>の、2人の視点により進行するこの物語。

野望に燃えざるを得なかった柏木の悲哀、そしてそれが引き起こす悲劇の真相に、24年前の事件を引き摺ってきた桑田がどこまで迫ることが出来るのか。そして「傷ついた葦」とは一体何を示しているのか。
そこに関わる大事なキーは、その昔の事件の犯人<及川>の遺書と、本橋一馬と名乗る青年です。

他の人のレビュー等をさらりと読むと、うーん、はっきり賛否両論分かれますねー。
んでウチではというと…否定派の人の言わんとするところも分かるし、自分自身でも及川の殺された理由などは「ん~…」ってカンジではありますが…良しとします。いや、実際好きな部類です、はい。

ただ惜しむらくは、自分にとってのピークは下巻の中ほどで来てしまったんですよね…。
そのあとがちょっとあった為に、若干ダレたかなぁ。そのピーク点は結構なところまでいっていただけに残念。
ボクはオムニバス作るときも、一番好きな曲はラストから2曲目に持ってくるんですよね。なもんで、も少し後ろ目にピークが来てたりなんかすれば、その余韻でそのままゴールできたんだけど…。

まぁそれでも当ラボでの評価は高めです。
氏の作品は他にも『流星たちの宴』が、<欲しい本帖>にエントリーしておりますので、古本屋で出会えることを楽しみにするとして。


当ラボの研究結果は、ロビタ2号のラボの<'04 - novel>の方にUPしておきます。
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by robita00 | 2004-11-25 23:56 | ┗ novel - '04 | Comments(0)