【本日の研究】 『愛おしい骨』 キャロル・オコンネル

<novel - '11>

今年も早半年が経とうとしている時に、読んだ本3冊、発表0はあまりにも・・・
発表はまぁ今ま通りっちゃそんなカンジですが、読んだのが3冊なのはここ数年ないペースだなぁ。それもこれも唯一の読書タイムである昼飯時間にツイッターのチェックなんかしてるからだと理由は明確。

まぁそのうち通常運転に戻るとは思うので。そしたらがんがん読もう。読むの遅いけど。



本日の研材、


a0035263_11114181.jpg



       『愛おしい骨』  キャロル・オコンネル 著




十七歳の兄と十五歳の弟。ふたりは森へ行き、戻ってきたのは兄ひとりだった。二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、時が止まったかのように保たれた家。誰かが玄関先に、死んだ弟の骨をひとつずつ置いてゆく。何が起きているのか。次第に明らかになる、町の人々の秘められた顔。迫力のストーリーテリングと卓越した人物造形。『クリスマスに少女は還る』の著者渾身の大作。


 ※ちなみにウチでは、ネタバレとか全然気にせずに進めてるので、ご注意を

『クリスマスに少女は環る』が【読みたい本帖】に記されているので、名前はなんか憶えてました、オコンネル。本来≪キャシー・マロリー・シリーズ≫でお馴染みらしいのですが、この作品や先の作品などのノンシリーズ物も人気のようで。
ちなみに今作は、『このミステリーがすごい 2011年版』の海外部門1位でした。

この作品の舞台はカルフォルニア。半径30km圏内に携帯電話の中継塔もなく、「カタツムリに翼があったなら」という表現で語られるほどゆったりと時間の流れる町、コヴェントリーでこの物語は展開していきます。

少年時代、兄弟で入った森から1人で帰ってきた兄は、その後町を離れ、陸軍の優秀な犯罪捜査官となるが、その職を辞して町に戻ってくる。そして、それと前後して弟も戻ってくる。骨になって、一つずつ。
そして、彼らの中で止まっていた時計が動き始める、と。

森の奥にある鳥類学者の住む塔、年に一度開かれるその塔での誕生祝賀舞踏会、スケッチブックに描かれた奇怪なスケッチ、怪物と称される司書の棲む町唯一の図書館、夜な夜な町の人々が集う降霊会、同僚警官の裏切りで足が不自由になった森に住む男、始まりそうで始まる事のなかった小さなロマンス、そして、ホッブス家で1番のミステリーである家政婦ハンナ。
様々な要素、様々な人物がそれぞれ魅力的であり、それぞれのシーンがはっきりと頭の中で映像化される。これなら映画化して欲しい気もする、そんな作品でした。

ただ、かなり好き嫌い分かれるようで。引っ掛かるとこに引っ掛かっちゃうともうだめ、っていう理由が多いようで、そういうのってよく分かる。ただボクはこれにはそれをさほど感じず、それ以上のプラスポイントでカバーしてあまりある印象です。まぁ好き嫌いは人それぞれだから、もちろん色々あると思いますが。

当ラボの評価は★★★★

海外物では初めてかな?本が最後に近づくに連れて「読み終わっちゃうの、淋しいな・・・」と思える作品でした。


今回の研究結果は、ロビタ2号のラボの<novel - '11>の方にUPしておきます。



それじゃあ、見に来てくれた方どうもありがとう!

o ̄_ ̄o)人 なますて~

[PR]

by robita00 | 2011-06-10 14:59 | ┗ novel - '11 | Comments(0)