本日の研究#1 【プラネテス #1】

a0035263_12554236.jpg<comic - '04>

本日の研究作品。

・ 【プラネテス #1】 幸村 誠著



これがデビュー作、みたいです。アニメ化もされたSF作品。
日本SF大会参加者の投票により決まる『星雲賞』の2002年度コミック部門の受賞作品でもあります。

宇宙旅行が一般的となっている2075年、宇宙に漂うゴミ“デブリ”を回収する仕事をしている主人公ハチマキと同僚たちを通して、宇宙においての地球、人間というもののあり方を問うた、深いテーマを持つ物語。
大変勉強されているようで、未来という設定ではありますがリアリティを感じさせます。

巻末に著者によるコメントが載っているのですが、ちょっと要約させていただいますと。
中国の古い書物に「往古来今これを宇といい、四方上下これを宙という」とあるそうで、これが「宇宙」の語源なんだそうです。過去も未来も、どこもかしこもひっくるめて「宇宙」であり、地球の外側が「宇宙」ではなく、地球も含めて「宇宙」だ、と。
なるほど。

人間が宙へ、そしてその先へと目指している事へ警告を発している部分と、だからといってそこにいるというだけでは何の解決にもならないのだということを伝えたい部分。
どちらが正しい、っていうことは無いのかもしれません。
折り合いをつけていくことが大事なのかなぁ…。

とまぁ確かに深く重いテーマではあるのですが、とぼけたシーンなどによって軽妙に仕上げて、社会派一辺倒みたいなものとは一線を画してます。
やはりこういったものは広く伝わって欲しいので、その為にはそういう面も必要でしょう。


当ラボの研究結果は、ロビタ4号のラボの<comic - '04>の方にUPしておきます。
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by robita00 | 2004-09-24 15:27 | ┗ comic - '04 | Comments(0)